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北の我が家

2013 北海道滞在中の些事片々

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  • 04/27/01:19

三泊四日


13日に、九州に住むワイン仲間二人が 「北の我が家」 に来た。
遠来の客を、私は北海道民然として新千歳空港に出迎えた。
到着口で二人にかけた言葉 
「よう来たね。 お疲れさん。 あっちは暑かったろう?」 は、
どう見ても、道民が内地の人間にかける言葉だ。

その夜は 「北の我が家」 でワイン会。 「BCC 96 in 静内」 だ。
飲んだのは

Dom Perignon 2003 Champagne

Wabisamba Basano 2011 Telmo Rodriguez (Rueda)

Wassanoba Zagano 2011 Telmo Rodriguez (Rioja)
Domaine de Chevalier 2006 Pessac Reognan

料理はお手製で、

パンパスタ3種
アスパラガスのスープ ビシソワーズ風
函館朝市で仕入れた 北洋産紅さけのバター焼き
コーンたっぷりのビーフシチュー
盛岡で買ってきた 盛岡冷麺
閉店準備の 「スイートますや」 の扉を無理やり押し開けて買ったデザート

盛岡冷麺はご愛嬌だが、その具材はすべて北海道産だ。
九州の二人に、北海道の味を堪能させるのが三泊四日のテーマだ。
翌朝は、北海道の味噌、ジャガイモ、玉ねぎ、豆腐、油揚げ、小ねぎで味噌汁。
焼き魚はホッケだ。 
米は 「ゆめぴりか」 。 
どんな米かもわからずに買ったが、ネーミングはいかにも北海道米だ。

朝食を終えて、二十間道路の桜並木へ葉桜を見せる為に案内し、
次いで、私が一番好きな真歌公園の静内灯台へ。
同じ真歌の台上に展開する牧場を眺めて、ライディングヒルズ静内へ。
乗馬体験はできなかったが、厩舎でサラブレッドに人参を食べさせた。
女性事務員のお祖母さんは私が住んでいる街のお生まれだというから面白い。

襟裳岬灯台と襟裳岬を眺めるのは3度目だが、家内と客人は初めて。



百人浜、黄金道路を経て広尾で昼食。
それから池田町のワイン城へ。 十勝ワインと言えば、
日本人の生活にワインが入り込む前の段階で一世を風靡したワインだ。
道東道をむかわ穂別まで走って、日高門別経由で静内に帰り着いたのは午後7時。 
7時には 「赤ひげ」 に予約していて、ぎりぎりセーフ。
炭火焼が美味い、いい店だ。 滞在中に何度か訪れる店になるだろう。
心ならずも、九州からの客人に支払わせてしまった。
相当飲んだのに、帰ってからまたワイン。

Ch. Montrose 2004 Saint-Estephe
Montessu 2007 Isola dei Nuraghi (Italia)

Ch. Guiraud 1998 Sauternes 1/2

昨日は、コンビニで買ったおにぎりを車中で食べながら函館へ。
まずは函館山。 
旧函館区公会堂や教会のいくつか、高田屋嘉兵衛資料館を回って朝市で昼食。
うに丼を食べに 「むらかみ」 へ。
この店は一年前に訪れた私を覚えていたくらいだから、
一週間後に再訪した昨日は、もっと鮮明に私を覚えている。
私に投げかけた言葉が 「お帰りなさい」
この商魂には唖然としたが、むろん、お帰りなさいと言われて悪い気はしない。
2か月後、北海道を離れるときにはいやでも函館からフェリーに乗るので、
もう一度立ち寄らなければなるまい。 こういう試合展開に、私は弱いのだ。

函館から札幌へ。 
道央道を少し急いだのは、サッポロビール園で19時半に予約していたから。
その前に、ザ・ハミルトン札幌で着替えた。 昨年は4泊したホテルだ。
4泊もしたのに私を覚えていなかった。 フロントマンが代わっていたからだが‥‥。
サッポロビール園では、ジンギスカンの他に、
タラバとズワイ、他の料理も食べ放題のオーダーバイキングだ。
もちろん飲み放題だ。

昨夜、もういい、というほど食べて飲んだのに、今朝起きたら食欲がある。
札幌場外市場で朝食。
10時のヒコーキで帰る二人を、新千歳空港まで送って、別れた。
この4日間 (正味丸3日) の走行距離は 1500km を超えた。 
使ったレンタカーは日産ノートだったが、
20km/ℓ 近くは走るから、わが愛車の半分の燃費だ。 ちょっと考えさせる数字だ。

無事、九州に帰り着いた二人からケータイが入った。
三泊四日を楽しんでくれたようだが、次に出てきた言葉は 「暑い!」
それを聞く私はジャンバーを羽織っている。
東に見える真歌の丘は夜霧に包まれている。 
この霧が翌朝まで続くと日高の涼夏を演出するのか。
夏を、この涼夏の土地で過ごすのが私の夢だったのだから、
夜霧よ今夜もありがとう、だ。
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