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北の我が家

2013 北海道滞在中の些事片々

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  • 03/28/19:45

2014・夏・北海道


さすがに、北海道は寒い。
北海道のこの時期には夜中の3時半を過ぎれば、ほんのりと明るんできて、
下関との時間差がゆうに1時間を越えるのは承知しているのだが、
その3時半に、
朝を思わせる明るさではなく、寒さで目が覚めた。

室内外ともに14℃と少しの気温だろうか。
下関と北海道のとの気温差が8℃から10℃あると知りながら、
七分袖の肌着とパンツ一枚で寝た私が馬鹿だった。
夏には、寝巻をを着ないで寝る私は、
寒いとなれば長ズボンを穿き、長袖シャツを重ね着するしかない。
この寒さというか涼しさを求めて、三年来、
毎夏北海道に渡っている私としては、何ともお恥ずかしい話だ。


1日に、新門司港を 16:50 に出港した名門大洋フェリーは、
レストランでの夕食はバイキングで、
大皿に山積みされた明太を、支払った料金に見合うだけの量を食べて、
大満足で翌2日の 05:30 に大阪南港に着いた。
これまで、瀬戸内海の船旅はもっぱら阪九フェリーを利用してきたが、
あれほどの明太が食べれるなら名門大洋も強力なライバルになる。

敦賀港発の新日本海フェリーは翌3日の 01:00 だ。
それまでの18時間前後をボケ~っと待つわけにもいかないから、
能登半島旅行に充てた。
珠洲の見付島は、能登を四度訪れて、初めて間近に見た。
先端の狼煙にある禄剛崎灯台を訪れるのは3回目。
揚浜塩田を見るのは三度目。 今回は塩を土産に買った。
千枚田を見るのも三度目。
輪島の街を訪れるのは四度目。 家族の人数分の箸を買うのも四度目だ。 
輪島市の某所ではGS三店の競合が続いていて、相変わらず安かった。
18時間で大阪南港から能登半島の先端まで走り、
敦賀港まで帰ってくるのは時間的には余裕があるものの、
かつて、爆走を得意とした私にとって、久々の爆走となった。

敦賀~苫小牧東港の船は日本で最大級の外洋フェリーだ。
進水してから3年と間がない。 新造船と言ってもいいくらいだ。
新しい船は好い。 大きい船もいい。 
が、豪華客船のように大きすぎてはいけない。
船では、朝、昼、夜の食事をとるが、
苫小牧に 20:30 に着いたら運転するから、飲むのは昼食時までだ。
グリルで魚料理と肉料理が付いたフルコースを注文し、
北海道産のワイン赤・白をハーフで注文した。
北海道上陸の前祝だ。

夜の日高道を走って、その日のうちに新冠の旅人宿・ふかふか亭 へ。
すでに始まっていた経営者と宿泊者の酒宴に飛び入り参加し、
翌朝はかまびすしいウグイスの鳴き声に起こされた。
そして昨夜は 「北の我が家」 で寝て、寒さで眠れなかった、という展開だ。

今朝も、日高の夏らしい薄曇りの空で夜が明けている。
この曇り空が、私の好きな涼夏を生む。
私の場合、夏の北海道では、好天の青空は一切期待してはいけない。
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