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北の我が家

2013 北海道滞在中の些事片々

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  • 04/26/01:16

散髪屋さんにて


数日前に来訪した郷里の友人と 「赤ひげ」 での夕食に同行した時、
商店街の一角に、
自分の苗字と同じ苗字を屋号にしている散髪屋を見つけた友人は、
「静内に、俺と同じ名前の散髪屋がある。 お前、利用してやれ」
と言った。
でも私は、その散髪屋さんと至近の距離に、私の苗字と同じ苗字で、
それを屋号にしている散髪屋さんをすでに見つけていたのだ。 
友人と私と、二人の苗字を屋号にしている散髪屋さんが二軒もあるとは、
それも4~50mの距離にあるとは、偶然とはいえ、驚きだ。

北海道に来る前に散髪をして、一か月以上たったので、
今日、散髪に行った。
むろん、私と同じ苗字の散髪屋さんだ。 友人には申し訳ないが‥‥。

店のご主人とは、散髪をしている間中、喋り続けた。
その散髪屋さんのご先祖は、秋田の人らしい。
樺太に渡り、ご主人も樺太で生まれ、引き揚げてきた、と言う。
私の先祖は広島県の瀬戸内海の島の人だ、と言うと、
私たちの苗字は、それほどたくさんある苗字ではないが、
広島県発祥の一族もあるのか、と新発見をしたような様子だった。
元をたどれば同じ一族かもしれない、ということで決着を見た。

散髪屋さんが語るところでは、
新ひだか町は 「涼夏小雪」 でいいところだから、 
雪投げも苦ではないが、これが北海道の他の地方では大変だよ、と。
そして、年を取ってからは医療面での不安が一番だ、とも。
さしあたっての私は、北海道定住は予定になく、
段階的に、
シーズンステイから二地域間居住へと滞在期間を延ばしたい、
という希望だから、
北海道に来るのに3日間の陸路移動に耐えられる体力があるうちなら、
医療面での不安は考えなくて良さそうだ。
よしんば、静内で倒れて、苫小牧まで運ぶ途中で息絶えても、
北海道で、静内で送る無雪期の生活に憬れた私なら、本望、というものだ。

その散髪屋さん、私の期待に沿う散髪をしてくれたので、
一か月先に、北海道を離れる前に立ち寄って、
もう一度散髪をしてもらおう。
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