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北の我が家

2013 北海道滞在中の些事片々

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  • 04/23/22:42

恥ずかしがり屋


真狩(まっかり) の道の駅で迎えた朝は雨。
北海道の南西部でこの雨は明日の午前中までは続きそうで、
昨日の朝洗ったわが愛車のディープカシスは、結局一日しか持たなかった。
北海道に来てから、洗車をするといつもこうだ。
北海道の涼夏は、この雨と霧でもたらされているのだから、
涼夏を求めて内地を逃れてきた身で、快晴を、などとぜいたくは言えない。

昨日は終日、いい天気だった。 前日から二日連続だ。
恵山岬灯台


南東(臼尻港) からの駒ケ岳


南(道道43) からの駒ケ岳


大沼公園からの駒ケ岳


駒ケ岳は会津磐梯山と同様に山頂が吹き飛んだ山だから、
見る角度によって山容が異なる。
海越しに見ても、裾野から見ても、湖を手前に置いて見ても、
それぞれに趣のある構図を演出してくれる。 私が好む山だ。
山を見ながらだと、運転に集中できない危うさはあるが、
道幅が広くて、直線区間が長くて、交通量の少ない北海道では、
それが多少可能になる。 撮影場所を通り過ぎたら、すぐにバックができる。

噴火湾沿いのだらだらとした道をあくびをしながら走って、
長万部から、また内陸に入った。
黒松内を過ぎると、
前方にニセコアンヌプリを主峰とするニセコの山々が見える。
スキーをしない私には関心度の低い山だが、
全容を見るのは初めてだから写真に撮った。
蘭越の道の駅から。


ニセコの山々が、これほどはっきり眺められるということは、
昨夏は空振りで、今夏の前半も空振りだった蝦夷富士の羊蹄山が、
今度こそは見れる! と、期待が広がる。
しかし、


車中泊の場所に決めていた真狩の道の駅のは、羊蹄山の真南だ。
誰かの話で、羊蹄山は南から眺めるのが好い、と聞いていたのだ。
でも、駐車場に愛車を停めても、雲は消えない。


それどころか、山頂に乗っかっていただけの雲は、次第に中腹へと降りてくる。
こりゃ、だめだ。
相性の悪い山というのはある。
いつ行っても、何度行っても全貌を現さない。 相当な恥ずかしがり屋なのだろう。

夜来の雨で、朝の姿はもっと酷い。
それにしても昨晩は寒かった。 車内温度は13度。 公式記録は11度。
演歌歌手・細川たかしは真狩村の生まれだが、
彼の音域の幅は、この真狩の昼夜の温度差の幅で鍛えられたのか。

今日は、3週間ぶりに日高に入る。
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